kagenote

約3年間の不妊治療を経て、外資系企業を退職。KLCへ転院後、PGT-Aにチャレンジし、2022年秋に長女を出産。不妊治療の過程や、育児、赤ちゃんとの生活についてゆるく綴っています。

乳児湿疹と対策

本日は、誰もが通る!?乳児湿疹について。
うちの娘は10月末生まれなので、ちょうど世間一般的に乳児湿疹の始まる生後1か月くらいから、冬の到来も相まって、ポツポツ→ガサガサと湿疹ができてきました。

 

まず初めに荒れ始めたのは、予想に反して後頭部と首の後ろ。ある日赤くなっていたので、寝っ転がりすぎて擦れちゃったのかな?と思っていたら、どんどんひどくなって、ガサガサというか若干ジュクジュクしてきました。

 

そして生後1か月半くらいからほっぺもカサカサし始め、頭の赤みと一緒に病院で診てもらったところ、「よくある乳児湿疹ですね」と診断され、チューブタイプのロコイド軟膏(軽いステロイド)と、フォームタイプのヘパリン類似物質(保湿剤でヒルドイドと似たようなやつ)をいただいて帰りました。

 

それまではお風呂上りにせっせと市販のミルキーローションを塗っていましたが、湿疹が気になるところは処方してもらったものに変えて、朝晩塗布。ギャン泣きされるけど、めげずに塗布。
ステロイドを塗ることに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、

  • 早めに直さないとそこから食物アレルギーが入ってくることがある
  • 別の方法で長期間ダラダラ治すより、適したステロイドをさっと塗って短期間で切り上げる方が良い

と医師からアドバイスいただき、結局ロコイドは3日間くらい塗って、以後は保湿剤をベトベトに。そうすると顔の湿疹は1週間くらいで驚くほど綺麗になりました。

 

一方後頭部&首の後ろの湿疹はなかなか治らず、東京に戻ってから現在のかかりつけの病院でも診てもらいましたが、原因は「シーツなどとの摩擦もあるだろうけど、そもそも肌が弱い。首の後ろはウンナ母斑もありそう」とのこと。
その際も食物アレルギーのリスクについて指摘され、「後頭部&首の後ろは、ステロイドのレベルを一つ上げて、短期間で治しましょう」と提案されました。その頃には腕の方にもポツポツ湿疹ができていたので、一緒に薬を処方してもらい、

  1. 後頭部&首の後ろの炎症部分→リンデロンと亜鉛華軟膏をミックスした軟膏
  2. 顔&手足の炎症部分→ロコイド、ヒルドイド、白色ワセリンをミックスした軟膏
  3. 全身→ヒルドイドと白色ワセリンをミックスしたクリーム

の3パターンで進めることになり、生後7か月になった今も②と③は継続しています。
①については最初使うことに抵抗があったのですが、ロコイドでは炎症が一向に収まらなかったため、医師の言葉を信じて数日間使ってみました。

 

その結果、3日くらい塗るとジュクジュクしていたところが落ち着き、カサカサくらいに。先生からは、「炎症が収まってきたら、ノンステロイド亜鉛華軟膏のみに切り替えてね」と言われ、そのようにしていたのですが、結局すぐに再発してしまったため再診。

 

最終的に、ジュクジュク期は①、カサカサ期は②、赤み&炎症が収まったら③と、後頭部もロコイドを併用して治していくことになりました。現在はすっかり良くなり、たまに赤くなってきたらロコイド(②)を2、3日塗る程度で済んでいます。心配していた食物アレルギーも今のところ発症していないのでひと安心。

 

やっぱり自己判断はせず、すぐに病院で診てもらうのが一番だなと感じた出来事でした。娘は未だに嫌がりますが、これがあなたの美肌をつくるのよと言い聞かせながら、今日も母はめげずにクリームを塗るのです・・・