kagenote

約3年間の不妊治療を経て、外資系企業を退職。KLCへ転院後、PGT-Aにチャレンジし、2022年秋に長女を出産。不妊治療の過程や、育児、赤ちゃんとの生活についてゆるく綴っています。

不妊治療 - 着床前診断 (PGT-A) への道のり

外資系大手企業を退職し、東京都内有名クリニックにて、着床前診断 (PGT-A)にチャレンジしているカゲロウです。

 

先日、着床前診断(以降PGT-A) が正式に日本産婦人科学会で容認されましたが、

私は認可前の「大規模臨床研究」に参加し、PGT-Aにチャレンジすることにしました。

不妊治療を行っている方は周りにもたくさんいますが、PGT-Aを行っている方はおらず、情報収集に苦労したので、

ここに至るまでの過程や、今後の活動を記録していきたいと思います。

 

私は、2018年から不妊治療クリニックに通い、

を経験した後に、PGT-Aにチャレンジすることを決意しました。

 

不妊治療を始めたのは36歳で、現在は39歳。

仕事大好き人間だったので、色々な葛藤はありつつも、仕事と妊活を両立しながら3年間頑張ってきました。そして30代最後に足を踏み入れたタイミングで、クリニックを変えて、仕事も一旦辞め、PGT-Aという新しいステップに進むことにしたのです。

 

これまでは、

  • FSHは8-10と正常範囲内、夫の精子も良好
  • 受精は問題なく、胚盤胞は毎回Aランクがある
  • 不育症検査も、ERA・EMMA・ALICE検査も問題なし

という状態で、これ以上何をがんばったらいいんだろうと思いつつ、とりあえず数を打てば当たるかもしれないという気持ちで体外受精を繰り返していました。

 

そしてこの度クリニックを変えることで、新しい発見がいくつかあったので、今後少しずつ紹介していきます。私はまだゴールに至っていないので、説得力が無いかもしれませんが、何をやってもダメ、原因が見つからないという方は、クリニック変更を視野に入れてみることをお勧めします。

 

誤解の無いように言っておくと、私が以前通っていたクリニックも非常に素晴らしく、妊娠成功率は平均以上、私の知り合いも何人もそこで成功していました。ただ私の場合は、そこでは結果を出すことができなかった。さらに詳しい検査や、チャレンジが必要だった、というだけのことです。

クリニック変更も、退職も、私の中では簡単なことではありませんでしたが、新しいチャレンジをしている現在、その決断をしてよかったと心から思っています。

 

次回以降は、なぜその決断がよかったのか、新しいクリニックでの検査結果や、PGT-A第1回目の結果について共有します。